「ハラスメント防止」から一歩進んだ、心理的安全性の高い職場づくりを支援
【ご依頼の背景・課題】 北日本非破壊検査株式会社様では、ハラスメント防止対策の義務化に対応するため、全社員を対象とした研修を検討されていました。また、ハラスメントを単なる「禁止行為」としてではなく、社員一人ひとりが前向きな行動につながるような研修を望んでいらっしゃいました。

【研修の目的】
- ハラスメントの定義や種類を正しく理解し、個々の社員がハラスメントを未然に防ぐ意識を持つこと。
- 組織内のコミュニケーションを活性化させ、互いを尊重し、安心して意見が言える「心理的安全性」の高い職場環境を醸成すること。
- ハラスメントに対する正しい知識を習得することで、万が一の事態にも適切に対応できる体制を整えること。
【実施した研修内容】 当研究所では、北日本非破壊検査株式会社様の企業文化や社員構成を考慮し、実践的なプログラムを構築しました。研修に先立ち、全従業員の方に事前アンケートを実施。その結果をもとに、状況やニーズを把握させていただき、お客様の声をお聞きしながら研修内容を組み立てていきました。

- 研修対象: 全社員
- 研修形式: 集合研修 (2日間に分けて実施)
- 研修プログラム:
- ハラスメントの基礎知識(定義、種類、影響など)
- 具体的な事例を元にしたグループディスカッション
- 良いコミュニケーションと悪いコミュニケーションの違いを学ぶワークショップ
- 心理的安全性の重要性と、それを高めるための行動指針
- ハラスメントが起きた際の対応方法と相談窓口の周知
グループワークの様子(16日)




グループワークの様子(17日)









【導入後の成果】 研修後、ハラスメントに対する社員全体の意識が大きく向上しました。また、グループワークを通じて互いの考えを共有する機会が増え、部署を超えたコミュニケーションが活性化しました。今後は、研修で学んだ内容を日々の業務に活かし、従業員エンゲージメントの向上にも繋げていくことを目指しています。
【担当者様からのご乾燥】当社の現状に合わせた丁寧な研修で、従業員からも好評でした。研修後、ハラスメントを話題とした従業員同士の会話が増え、風通しの良さを実感しています